特別展 古代メキシコに行った

東京国立博物館 平成館の入り口

 

現在、東京国立博物館にて開催中の特別展「古代メキシコ ―マヤ、アステカ、テオティワカン」に行ってまいりました!夏休みと重なるこの時期。まさに子どもから大人までワクワクするような展示でした。

 

本展では前1500年頃の古代メキシコの3つの文明、マヤ・アステカ・テオティワカンについてを主軸に構成されていました。

展示物はすべて海外からやってきたものたち。はるばる海を渡って、日本に古代メキシコの文明を象徴するものが展示されているんだと思うと、なんだか感慨深いものがありました。

 

死のディスク石彫

館内は撮影OK!なので気になったものを撮影していきました。

 

チャクモール像

古代メキシコには生贄の文化があります。神々への畏れと祈りから生まれた生贄の儀式。儀式に使われたものも、いくつか展示されていました。

一見するとかわいらしく見える「チャクモール像」も腹の部分に生贄の心臓が捧げられたといいます。めちゃくちゃ怖い。

 

鷲の戦士像

とても大きくて存在感抜群の「鷲の戦士像」。

 

音声ガイドは上白石萌音さんと杉田智和さん。音声ガイドは好きな方がやっている時や作品が難しいかもしれないな~という時につけるのですが、今回は好きだし難しそう!ということでナビしていただきました。ありがたや。メキシコに住んでいたことのある萌音ちゃんの説得力と、雨の神という斬新な役の杉田さん。笑 最高でした!

 

展示を見ている時に、近くにいた男性が「昔メキシコに行って実際にこれを見たんだよ!」と息子さんに楽しげに話しているのを目撃してほっこり…。本来なら現地に行かなければ見れないものが日本で見れるというのはありがたいです。けれど、現地で見るからこその良さもありますし、建築物をはじめ現地でしか見れないものもありますもんね。こうやってちょっとずつインプットして、自分の世界が広がっていくのは楽しいです!

 

すべてが新鮮で楽しい展示でした。夏休み、上野でメキシコの旅はいかがでしょうか?

 

mexico2023.exhibit.jp